活動・お知らせ
こけし展中止のお知らせ
今年になって正月より毎日のように雪が降ります。
雪かきが日課になりそうで、こんな年も珍しいと思われます。
さて、
残念ながら今週末に予定していましたこけし展の開催を見送ることにしました。
諸般の事情によりましてという理由にてお伝えするしかなく、ご理解を賜ります様お願い致します。皆さまにお見せできる機会が設けられるように引き続き検討していきたいと思っています。
こけし展開催とラジオ出演のお知らせ
来る1月22日から23日にかけて「ミアウペッケ」誕生のこけし展を開催します。
場所は「にゃんこけし」誕生の地である宮城県大河原町のうわにわあとりえです。2年かけて創作してきたミアウペッケが誕生するまでの物語を見ていただきたいと思い開催します。初作品から前回のクラウドファンディングのリターン品やオープン準備中のOnlineShopで発売予定の作品まで約30体を一堂に揃えます。虎こけしの「若」と「匠」も持って行きます。
コロナ感染がまた活発になってきていますので、感染予防に気をつけながら静かに開催したいと思います。販売品は置きませんが、来て戴いた方に仙台弁こけしシールのプレゼントを用意しました。
ぜひとも見に来てください。よろしくお願いします。
1月17日に初めてのラジオ出演が決まりました。
【放送局】tbcラジオ (東北放送)
【番組名】GoGoはみみこいラジオな気分
【出演者】佐々木淳吾アナウンサー、鎧坂文菜アナウンサー
【出演日時】1月17日(月)12時30分頃から8分ほど。
【お話し内容】
・活動を始めたきっかけ
・新たに開発した新型こけしについて
・22日・23日にうらにわあとりえで行う展示会について
クラウドファンディング(第2弾)に挑戦しました
CAMPFIRE 「 新型こけしの制作環境を守りたい、ブランディングしたミアウペッケが誕生しました。」
https://camp-fire.jp/projects/view/358308
ご支援と拡散にご協力をお願いします。
まんが地域学習シリーズ「守ろう!みんなの東北」を読んでわかること(まとめ編)
マイクロマガジン社から9月に発刊されたこの本には、伝統工芸文化を守るための課題と対策のポイントが載っているのです。
この本の監修をした財団法人東北産業活性化センターが2004年に編集し「ふるさと力・地域ブランド力を高める伝統産業新時代!昔ながらのモノづくりが今に生きる」今こそ第2の創業へ、とのなんとも長い謳い文句で出版した本があります。あとがきには『調査をして浮かび上がってきた課題は、30年前の課題そのものであり、また企業数、雇用数、生産額とも大きく減少していることを考慮すれば、質的な変化を伴いつつ実態はより深刻化しているともいえます。』と結び付けています。その潮流はこけし産業においてはいまもって変わっていませんし、新型こけしは消滅寸前です。さらに調査したところ、これまで探索したいくつかの大学のこけし産業に関する研究論文では課題の実態がつぶさに報告はされてはいるものの、示された解決策は希望的な方向性を述べるだけのざっくりした内容でしかなく、真の課題解決に結びつけられるとは思えませんでした。
そんなもやもや感を持ったままでいたところ、新型こけしの存在に興味を持って戴いたマイクロマガジン社が出版したこの本を読んでみたら、現代的なより実態に即した対策が示されているではありませんか。これこそがゆこけし研究所でやろうとしていることの道標になります。
これをより具体化して一歩づつ進めていこうと思います。
その1)衰退する悪循環を断ち切りたい・・・・・
①後継者がいない ⇒ 数が減るし変化がなくて魅力が落ちる ⇒ ②品物がうれない ⇒ 売値を下げる ⇒ ますます後継者がいなくなる
この循環の中で最も肝になるところに思えたのは、やはり「売値」です。
その2)ではどうやったら守れるのか・・・・・
①世界に広める ⇒ SNSやネットショップで単に広めるだけでなく、魅力を正しく伝えて適正な価格を知ってもらう。
②子どもに魅力を伝える ⇒ こけしは元来子どものおもちゃであるから、その原点にたちもどり新しいこけしを世に出す。
③若者に買ってもらう ⇒ 他のアートと連携して、若者の心にヒットする見せ方でこけしの開発ストーリーを披露する。
④工房が経営力をつける ⇒ 製造業40年以上の経験と、最新のIT・DXを活用した経営ノウハウを、こけし工人に伝える。
こんなことは思い付くけれども一人ではできませんので、より多くの方のご支援を賜りたくよろしくお願いします。
にゃんとも私淑なこけし展 最終日のようす
うわにわあとりえでよかったなと思いました。
来て戴いた穏やかな方々、ご協力を戴いた心根優しい人達に
触れ合えたことにまずもって感謝申し上げます。
最終日には弥治郎こけし村で一番若い平成生まれの工人
池内潮音さんが訪れてくれました。
新型コロナウイルスの影響により昨年楽しみにしていた
全日本こけしコンクールでのデビューが出来ませんでした。
それでも、こけし作りは楽しいと満面の笑みで話してくれました。
微力ですが引き続き支援できる機会を設けたいと思います。
皆さまのメッセージから勇気とアイデアが湧きました。
『 続・にゃんとも私淑なこけし展 』
企画します。