活動・お知らせ

2026 / 09 / 20  

6周年を迎えて

6周年を迎えて

2026年9月20日 ゆこけし研究所は6周年を迎えることができました。

この6年間の活動を振り返り、将来の夢を掲げました。
その夢は幻となるかもしれません。
それでも心に秘め、チャレンジしてまいります。
引き続き見守っていただきたく、よろしくお願いいたします。🐈

 

第1ステージ期 (2020年~2025年)
 こけしの価格適正化を目標に掲げ、価格上位モデルとなる新型こけしを生み、これを市場に出して売るのか試す活動をしてきました。僕が作画した猫のこけしを工人に製作してもらうことから始まりましたが、やがて描彩は自分でやるようになりました。そのチャレンジの結果、白石市の全日本こけしコンクールでの3年連続受賞や、渋川市の全国創作こけし美術展への出品機会を貰うなどにつながったのです。
 ECサイトの開設も行ったことで、ネット販売を通じて国内ならびに海外のファンとの出会いも貰いました。僕のこけしは猫をはじめ犬、動物、鳥などがモチーフとなりました。その中でも大きな賞を戴いた「だっこしてなでて」が代表的な作品となりました。今後も全日本こけしコンクールには新しい「だっこしてなでて」を出品し続けていく所存です。
 そして、なにより目標としていた価格の適正化が進んでいるようで喜んでいます。比較できる同じこけしは無いのではっきりとは言えませんが、活動を始めた頃1,000円のこけしが、嬉しいことに2,000円以上になっているのを見かけるようになりました。このうれしい状況は、コロナ禍後のこけし需要の高まりもあり、工人が追い付かないほどの旺盛な需要が引っ張っているのは確かです。その要因は他にもあると思っていて、高額こけしのインバウンド需要、木材の高騰、活発なイベント開催など、複合的に絡み合っての良き結果であろうと僕は捉えています。

第2ステージ期 (2025年~)
 白石発祥とされる「新型こけし」の定義は、「量産可能で市場性のあるもの」とされ、伝統こけしのような特定の型を守るといった継承の形にとらわれることはありません。この定義を踏まえ、次のステップとして、現代の技術を応用した量産化の研究を始めたのです。
 そのためにはまず仲間集めから。宮城県内にいる木工加工に詳しい専門家を始めとして、産官学のメンバーに集まってもらいコンソーシアム体制を築き、2025年10月にキックオフしました。そして、このプロジェクトを通してできた「量産タイプ」のこけしを市場に出すことを目標に頑張っているところです。これまでの手作りの作り方を基本として、これに新たな技術(道具)を用いつつもハンドメイドの味を保ち、その第1段となる作品が出来上がりました。
 販売店を通して皆様のお手元に届くようにしたいと考えており、扱ってもらえるお店を探している段階です。この活動のゴールがどこになるのかいまだ手探りではありますが、次の3つにチャレンジしてまいります。(1)誰もが使える木工ろくろユニットの開発 (2)専門家を集めての分業体制構築 (3)ギフト品扱いへの垂直展開


齢ついに70歳となりましたが、まだこの先30年を見据えつつ、次の1年へと向かいます。

 

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